乾湿球温湿度計での湿度の求め方

椿 耕太郎


湿度を測る方法の一つとして乾湿球温湿度計がある。温度計を二本並べて設置し、一つはそのまま気温を測り(乾球温度計)、もう一つは感温部を濡れたガーゼなどで包み温度を測る(湿球温度計)。この二つの温度計の示す温度により相対湿度と絶対湿度を求めることが出来る。 湿球温度計の値は同じ気温でも湿度により値が異なる。湿球温度計の周りに巻いたガーゼの水は蒸発する際に蒸発熱を周りの水から奪う。湿度が低い空気では蒸発量が多いため、温度の低下が大きく、湿球温度と乾球温度の差は大きくなる。相対湿度100%である飽和状態の空気ではガーゼの水は蒸発しないため乾球温度と湿球温度の値は等しくなる。

乾湿球温湿度計での湿度の求め方を見ていく。乾湿球温湿度計で測っているのは気温(乾球温度)と湿球温度の二つである。この二つの温度から相対湿度と絶対湿度を求める方法を記した。特に湿球温度の意味がわかりにくいため、多めに説明している。

トップページ
この図を含む文章の著作権は椿耕太郎にあり、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に公開する。最新版およびpdf版はhttps://camelllia.netで公開している。